今回は、零回ということで、参加者の想いや今後の方針を確認がメインの会でした。
特に、ワールドカフェでのお題「価値ある成果」とは何かを話し合うことで、参加者が今後、アジャイルに関わらず、システム開発に関わるときの、根本の大事なことを改めて気づかせてもらえた、いい会だったと思います。
アジェンダは以下のとおり
- チェックイン
- LT: 僕のアジャイル黒歴史と希望
- ワールドカフェ
- 今後の方針
- その他、関連イベント紹介
1. チェックイン
まずは自己紹介。
参加者は20名程度。皆さん、ほぼ何らかのかたちで開発に携わっているみたいです。
アジャイル経験者は1/4程度。
ちなみに全部男性でしたw
発注側の立場の方もいらっしゃったので、偏らない意見交換の場になれるといいですね。
2. LT: 僕のアジャイル黒歴史と希望
@gokingさんによるLT。
アジャイルプロジェクトの失敗談を通して、顧客を巻き込む重要さと難しさを語っていただきました。
現在、顧客と一緒になったアジャイルプロジェクトを進めれているとのことで、そのあたりの情報を共有していけたらとのことでした。
実践の話は、一番みんな聞きたいところだと思うので今後期待です。
3. ワールドカフェ
ワールドカフェって知ってましたか。
テーブルごとに話し合いを行う、メンバ交代で意見交換を効率的に行う形式みたいです。
今回のような組織やコミュニティの比較的多人数の集まりで、設定したテーマに関して、ダイナミックで協働的な話し合いの場を作り出すのに効果的とのこと。
お題は「価値ある成果」とは何か。です。
だいたい、各テーブルでこんな感じで話が進んだと思います。
そもそもアジャイルってどうなの?
未経験者が多いため、アジャイルって使えるの?という疑問を経験者に聞くところから。
経験者からも失敗談、主に、開発側のイテレーションに対する経験不足、顧客側との相互理解の不足が原因の失敗談を聞くことができました。
アジャイルって難しい…?
価値ある成果って?
次は価値ある成果とは、を話しましたが、ここは開発側、発注側の立場の違いだけでなく、開発側の中だけでも意見がばらばらなところでした。
システム、コスト、スケジュール、要求どおり、次につながること、etc...
価値ある成果を達成するには?
では、その価値ある成果を達成するには、どうしたらよいの?という話。
全ての価値を達成するのは無理。無限のコストと無限の期間がなければ。
そこでトレードオフが発生します。
何を捨てて、何を優先するのか。
捨てることに対して、「理解を得ながら」システムをつくっていかなければ、お互いが不幸になる。
価値ある成果を達成するためには、お互いがシステムをつくるのに同じ土俵に立って逐一、理解を深め合いながらシステムに関わっていくことが必要。
もう一度、価値ある成果って?
逆説的にはなりますが、「何を価値あるものとみなすか」それを相互が、逐一理解を深めながら進めた結果が、価値ある成果なのだと思います。
価値観は、みんなそれぞれ違う。
そこを埋めていく過程こそが成果につながる。
何を価値とみなすかを話していく。共有していく。
お互いに納得済みのゴールが価値ある成果。
お互いに納得済みのゴールが価値ある成果。
こんな感じでしょうか。
その「目的」のためにアジャイルや、飲みニケーションといった「手段」をつかっていくのだということを忘れないようにしなければいけないと思いました。
(ああ、上司が何度も苦労して何度も語りかけてきたところだ、これ…。)
4. 今後の方針
- 月1の頻度で実施
- まずは輪読から
- 事前に2章ずつ読んでくること
- 各節ごとに話し合い、疑問点、まとめを行う
- 次回、7/27(金)を予定
- Facebookにグループ作成して、やりとりを行う
アジャイル道場なので、やり方もアジャイルで適宜変えていきましょう。 by @goking
5.その他、関連イベント紹介
7月のアジャイル関連イベントの紹介
- スクラムブートキャンプ
- Coderetreat
- Jenkins勉強会
詳細は個別にFacebook、Twitterで告知。
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アジャイルサムライ福岡道場。興味あるかたはATND等で告知しますので是非参加してください。ではでは。
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